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日本LCA学会 研究会

研究会-環境負荷削減貢献量評価手法研究会

日本LCA学会「温室効果ガス排出削減貢献量ガイドライン第2版」公開(2022.3.8)

日本LCA学会「温室効果ガス排出削減貢献量ガイドライン」公開(2015.3.16)

温室効果ガス排出削減貢献量ガイドライン(英文)を研究会が発表(2015.8.13)
Guidelines for Assessing the Contribution of Products to Avoided Greenhouse Gas Emissions Ver.1-1

 

目的と活動概要:

最近、日本化学工業協会の活動を始めとして、「製品の環境負荷排出削減貢献量」を計算する試みが各所でなされるようになってきた。主として、「現在存在する製品がなかりせば」と仮定して、その製品が存在することでなし得たCO2などの環境負荷排出の削減量を計算することが行われている。したがって、過去の環境負荷削減量を定量化する試みと考えられるが、その製品がない状態をどのように定義するかということなど、手法として不明確な点が多い。また、将来の環境負荷削減貢献量を計算することも行われているが、この場合には将来のシナリオ(ベースライン)をどのように設定するかという問題がある。

本研究会では、産業界における製品の環境負荷排出削減貢献量の計算の事例を収集し、その課題を抽出することで環境負荷削減貢献量に関する考え方を整理すると共に、評価手法としてのあるべき姿を考え、CO2排出削減貢献量の計算方法のガイダンスをとりまとめる。

 

活動計画:

研究会を2ヵ月に1回程度開催する。

研究会では以下の事項を検討する(予定)

  • 製品のCO2排出削減貢献量の計算の実態調査
  • あるべき方法論の議論
  • ガイダンスのドラフテング
  • ガイダンスのドラフトを検討するワークショップの開催 他

 

主な研究会構成員:   

  • 醍醐 市朗 (東京大学)
  • 本下 晶晴 (産業技術総合研究所)
  • 内田 裕之 (みずほ情報総研株式会社)
  • 鶴田 祥一郎(一般社団法人サステナブル経営推進機構)他

  • 研究会参加希望の方は、学会事務局までお申し込みください。

<<2021年度の活動>>

第36回研究会

  • 日 時: 
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. 1) 製品等のガイドライン第二版の進捗について
    2. サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    3. 2) 2022年2月講演会の内容について
    4. 東京大学 醍醐 市朗
      産業技術総合研究所 本下 晶晴
    5. 3) 組織のガイドラインの修正案について
    6. みずほリサーチ&コンサルティング(株) 内田裕之
    7. 4) LCA日本フォーラム フォーラム表彰への応募について
    8. 東京大学 醍醐 市朗
    9. 5) その他
    10. 産業技術総合研究所 本下 晶晴
    11. ガイドラインの策定

      温室効果ガスの削減貢献量算定ガイドライン(第2版)クリティカルレビュ-  

      日 時:2021年7月19日(月)10:00 ~12:00

      場 所:Zoomによるオンライン会議

       

      温室効果ガスの削減貢献量算定ガイドライン(第2版)パブリックコメント

      期 間:2021年12月1日(水) ~2022年1月6日(木)

       

      温室効果ガスの削減貢献量算定ガイドライン(第2版)公表

      日 時:2022年3月8日(火)理事会承認

       

      活動に対する受賞 1件

      LCA日本フォーラムより、以下の内容にて研究会として受賞した。

      表彰受賞: LCA 日本フォーラム奨励賞

      受賞者名: 日本 LCA 学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会

      受賞活動: GHG 削減貢献量評価手法の確立および普及 それに伴い、主査の醍醐より受賞講演をおこなった。

      [講演内容]

      第18回 LCA日本フォーラム表彰表彰式及び記念講演

      日時:2022年1月28日(金)13:30~16:30

      会場:大手町サンケイプラザ/Zoom 配信

      主催: LCA 日本フォーラム

      後援: 経済産業省 / 日刊工業新聞社

       

      講演会における成果報告 1回

      日本LCA学会講演会「温室効果ガス削減貢献量の活用」において実施事業者の事例や結果活用に関する国際動向や期待について報告

      日本LCA学会講演会の内容はこちら

第35回研究会

  • 日 時: 2021年10月6日(水)10:00 ~12:00
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. 1) 製品等のガイドライン第二版の進捗について
    2. サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    3. 2) 組織のガイドラインの修正案について
    4. みずほリサーチ&コンサルティング(株) 内田裕之
    5. 3) その他(2022年2月講演会の企画など)
    6. 東京大学 醍醐 市朗
      産業技術総合研究所 本下 晶晴

第34回研究会

  • 日 時: 2021年8月20日(金)10:00 ~12:00
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. 1) 製品等のガイドライン第二版のレビューパネル対応について
    2. サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    3. 2 )組織のガイドラインのレビュー等の進め方について
    4. みずほリサーチ&コンサルティング(株) 内田裕之
    5. 3 )その他(LCAフォーラム総会セミナー報告など)
    6. 東京大学 醍醐 市朗
      産業技術総合研究所 本下 晶晴

<<2020年度の活動>>

日本LCA学会講演会「温室効果ガス削減貢献量の活用」において
ガイドラインの作成について成果報告(2021.2.19)

第33回研究会

  • 日 時: 2021年1月20日(金)15:00 ~17:00
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. ・2021年2月19日講演会「温室効果ガス排出削減貢献量の活用」について
    2. ・クリティカルレビュー委員会における指摘事項について 東京大学 醍醐市朗
    3. ・その他

第32回研究会

  • 日 時: 2020年12月24日(木)13:30 ~15:30 
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. ・組織における温室効果ガス排出削減貢献量の開示に関するガイド文書(案)について
    2. みずほ情報総研(株)内田 裕之
    3. ・規格(IEC-111 avoided emission)のご紹介
    4. 日本電機工業会 齋藤 潔
    5. ・温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン(第二版)
    6. クリティカルレビューの実施について 東京大学 醍醐市朗
    7. ・日本LCA学会講演会「温室効果ガス排出削減貢献量の活用」開催案
    8. ・LCA学会誌の特集号の状況報告 
    9. 産業技術総合研究所 本下 晶晴
    10. ・その他

第31回研究会

  • 日 時: 2020年10月12日(月)15:00 ~17:00
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. 1) 組織の削減貢献量の算定方法ガイドライン
    2. コメントの検討 みずほ情報総研(株)内田 裕之
    3. 2) 海外削減貢献量に関するガイドラインの改訂について
    4. サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    5. 3) 第16回日本LCA学会研究発表会における特別セッションについて
    6. 東京大学  醍醐市朗
    7. 4) 今後の進め方

第30回研究会

  • 日 時: 2020年9月5日(金)10:00 ~12:00
  • 場 所: teamsによるオンライン会議
  • 議事内容:
    1. 1) 組織の削減貢献量の算定方法ガイドの検討 みずほ情報総研(株)内田 裕之
    2. 2) 海外貢献分の評価に関するガイドラインの更新  サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    3. 3) LCA学会誌の特集号(2021年4月号)への投稿について  産業技術総合研究所 本下 晶晴
    4. 4) 今後の研究会の進め方

<<2019年度の活動>>

第29回研究会

  • 日 時: 2020年1月14日(火)16:00 ~18:00
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. 1) 海外の動向 5件   
    2. 2) 組織の削減貢献量の算定方法  みずほ情報総研(株)内田 裕之   
    3. 3) 海外での削減貢献量の算定方法  産業環境管理協会 鶴田祥一郎

第28回研究会

  • 日 時: 2019年11月26日(火)15:00 ~17:30
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. ガイドラインの最終確認   
    2. 事例発表   
    3. ・しが発低炭素ブランド   
    4. ・川崎メカニズム   日本経営士会 環境経営士 増田 昌彦

第27回研究会

  • 日 時: 2019年10月17日(木)15:00 ~17:00
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. ガイドラインの検討   
    2. 企業の事例発表   
    3. ・アズビルの組織全体の削減貢献量算定の試み  永山 綾子

第26回研究会

  • 日 時: 2019年9月17日(火)15:00 ~17:00
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. ガイドラインの検討   
    2. ・組織の削減貢献量の算定方法  みずほ情報総研(株)内田 裕之   
    3. ・海外での削減貢献量の算定方法  産業環境管理協会 鶴田祥一郎   
    4. ・RoundTable “Quantification of Impacts Reduction”(タイ、2019.12.12-13)   
    5. ・第15回日本LCA学会研究発表会(2020.3.10-12)での特別セッションについて

第25回研究会

  • 日 時: 2019年7月25日(木)16:00 ~18:00
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. 1) 環境イノベーティブ技術の評価方法  東京大学 醍醐市朗   
    2. 2) 組織の削減貢献量の算定方法  みずほ情報総研(株)内田 裕之   
    3. 3) 海外での削減貢献量の算定方法  産業環境管理協会 鶴田祥一郎   
    4. 4) ISO/TC207総会(2019年6月3日@ベルリン)でのワークショップについて 工学院大学 稲葉  敦   
    5. 5)ミッションイノベーションで削減貢献の事例 みずほ情報総研(株)内田 裕之

第24回研究会

  • 日 時: 2019年5月31日(金)16:00 ~18:00
  • 場 所: 工学院大学 新宿キャンパス 19F 1913会議室
  • 議事内容:
    1. 1) 海外の動向 5件   
    2. 2) 組織の削減貢献量の算定方法  みずほ情報総研(株)内田 裕之   
    3. 3) 海外での削減貢献量の算定方法  産業環境管理協会 鶴田祥一郎

講演と討論会「温室効果ガスの削減貢献量」(2019.2.14) 

https://www.ilcaj.org/ws/ws20190214.php 


<過去の活動>

2018年以前の活動

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