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講演と討論会「温室効果ガスの削減貢献量」

  • 日 時:
    平成31年2月14日(木)13:00 - 17:00 終了しました
  • 会 場:
    工学院大学 新宿キャンパス 5階 A-0514教室
  • 主 催:
    日本LCA学会
  • 共 催:
    LCA日本フォーラム 、工学院大学
  • 後 援:
    経済産業省、 一般社団法人 日本経済団体連合会
  • 【開催趣旨】
  • 低炭素社会の実現には、生産段階だけでなく、使用段階等を含めた、製品・サービスのライフサイクル全体における排出量削減が重要となる。そのため、製品の使用段階も含めた社会全体での温室効果ガスの排出削減量を算定することが広く行われるようになっている。算定方法の標準化を目指して、日本LCA学会は2015年に「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発行した。

    さらに2018年3月に経済産業省が日本LCA学会も含め様々な機関のガイドラインを参考に「温室効果ガス排出削減貢献定量化ガイドライン」を発行し、(一社)日本経済団体連合会がその実施例を掲載したコンセプトブックを12月に発行した。

    これらの活動を世界に発信するために、日本LCA学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会は、12月5日にISO/TC207/SC5/WG12(ISO-14044の補遺の作成)が東京で開催されるのを機に、来日したLCA専門家と削減貢献量についてのワークショップを開催した。また、経済産業省と(一社)日本経済団体連合会は12月12日にUNFCCC/COP24のサイドイベントを開催した。本講演会では、これら温室効果ガスの排出削減量算定に関する内外の状況を紹介するとともに、今後の研究会の活動の方向を議論する。

    多数の方の参加と、活発な議論を期待します。

  • 【参加費】:無料
  • 【定員】:100名
  • 【プログラム】 ※開始時間と進行時間は変更される可能性がありますのでご了承ください。
  • 13:00-13:05
    開会挨拶
    日本LCA学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会 主査 稲葉 敦
    (工学院大学 教授)
    Session 1 最近の内外の動向
    13:05-13:25
    COP24サイドイベント開催報告 発表資料
    経済産業省産業技術環境局環境経済室長 亀井 明紀
    13:25-13:45
    グローバル・バリューチェーンを通じた削減貢献 発表資料
    一般社団法人日本経済団体連合会環境エネルギー本部 谷川 喜祥
    13:45-14:05
    ISO/TC207/SC5併設ワークショップ(2018年12月5日)報告 発表資料
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 本下 晶晴
    14:05-14:20
    削減貢献量に関する海外動向 発表資料
    みずほ情報総研株式会社 内田 裕之
    Session 2 最近の企業の活動
    14:20-15:05
    ① 電子部品メーカーによるCO2排出抑制貢献量算定の取り組み 発表資料
        TDK株式会社 横山 亮
    ② 都市ガス・電力事業におけるCO2削減貢献量の算定・開示 発表資料
       大阪ガス株式会社 柏木愛一郎
    ③ 企業活動における環境負荷削減貢献算定の活用 発表資料
       積水化学工業株式会社  三浦 仁美
    15:05-15:15
    休憩
    Session 3 総合討論:今後の削減貢献量算定のあり方
    15:15-15:30
    削減貢献量の実績とポテンシャルの区別とコミュニケーションのあり方 発表資料
    東京大学大学院工学系研究科 醍醐 市朗
    15:30-15:45
    グローバルバリューチェーンの評価の課題 発表資料
    一般社団法人産業環境管理協会 鶴田祥一郎
    15:45-16:00
    組織の削減貢献量の算定と開示に関するガイドラインの開発 発表資料
    みずほ情報総研株式会社 内田 裕之
    16:00-16:55
    質疑応答
    16:55-17:00
    閉会挨拶

問合せ先

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