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講演と討論会「温室効果ガスの削減貢献量」

  • 日 時:
    2020年 2月13日(木)13:00 - 17:10 終了しました
  • 会 場:
    工学院大学 新宿キャンパス 5階 A-0542教室
  • 主 催:
    日本LCA学会
  • 共 催:
    LCA日本フォーラム 、工学院大学
  • 後 援:
    経済産業省、一般社団法人 日本経済団体連合会
  • 【開催趣旨】
  •  低炭素社会の実現には、生産段階だけでなく、使用段階等を含めた、製品・サービスのライフサイクル全体における排出量削減が重要となる。そのため、製品の使用段階も含めた社会全体での温室効果ガスの排出削減量を算定することが広く行われるようになっている。算定方法の標準化を目指して、日本LCA学会は2015年に「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発行した。さらに、2018年3月に経済産業省が「温室効果ガス排出削減貢献定量化ガイドライン」を発行し、(一社)日本経済団体連合会がその実施例を掲載したコンセプトブックを12月に発行している。
  •  最近では、製品の削減貢献量のみならず企業や組織の削減貢献量の算定が行われるようになっている。また、日本の国内だけでなく海外で使用される製品の削減貢献量を算定する事例も増えている。これらの状況を鑑み、環境負荷削減貢献量評価手法研究会では、「組織のGHG削減貢献量算定ガイドライン」と「海外でのGHG削減貢献量算定ガイドライン」の発行の準備を進めている。本「講演と討論会」では、これら二つのガイドライン発行の準備状況を報告するとともに、それらを使った事例を紹介する。
  •   多数の方の参加と、活発な議論を期待します。
  • 【参加費】:無料
  • 【定員】:200名
  • 【プログラム】 ※開始時間と進行時間は変更される可能性がありますのでご了承ください。
  • 13:00-13:05
    開会挨拶
    日本LCA学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会 主査 稲葉 敦
    (工学院大学)
    13:05-13:30
    基調講演:地球温暖化対策と環境ファイナンスの現状について 発表資料
    経済産業省産業技術環境局環境経済室長 梶川 文博
    13:30-13:50
    削減貢献量に関する海外動向 発表資料
    みずほ情報総研株式会社 内田 裕之
    Session 1 海外での削減貢献量の算定方法
    13:50-14:10
    海外での削減貢献量算定方法の検討を踏まえたガイドラインの改定
     発表資料 一般社団法人サステナブル経営推進機構 鶴田祥一郎
    14:10-14:25
    電動車によるGHG削減貢献量の試算 発表資料
    日産自動車株式会社 磯部 真弓
    14:25-14:40
    電気電子製品等による削減貢献量の算定と課題 発表資料
    一般社団法人 日本電機工業会 齋藤  潔
    14:40-14:55
    パナソニックにおける削減貢献量算定の取り組み 発表資料
    パナソニック株式会社 佐々木 秀樹
    14:55-15:15
    休憩
    Session 2 組織の削減貢献量算定の算定方法
    15:15-15:35
    組織としての削減貢献量の算定と開示に関するガイドラインの開発
     発表資料
    みずほ情報総研株式会社 内田 裕之
    15:35-15:50
    組織の削減貢献量算定の試み 発表資料
    アズビル株式会社 永山 綾子
    15:50-16:05
    電子部品のライフサイクルにおけるCO2排出量と削減貢献量の算定
     発表資料
    TDK株式会社 横山  亮
    16:05-16:20
    休憩
    Session 3 総合討論
    16:20-17:00
    司会(産業技術総合研究所:本下晶晴)(東京大学:醍醐 市朗)
    17:00-17:10
    閉会挨拶

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