活動

2013年度 イベント情報

第17回日本LCA学会 講演会 「資源戦略とライフサイクル思考」

【開催概要】

テーマ 本年5月に閣議決定された「第三次循環型社会形成推進基本計画」においては,「質」を重視した循環型社会の形成や,経済社会に存在する枯渇性資源を「社会ストック」として有効活用することが求められています。レアメタルなど有用資源の回収・リサイクルの促進も,循環型社会の「質」の構成要素として位置付けられています。同時に,循環産業の育成と海外展開の推進が,国の取組課題として明記されました。こうした方向性は,国家レベルまたは地球上の「コモンズ」としての資源戦略とも深く関わる問題であり,その中で,LCAが依拠するライフサイクル思考の果たす役割は小さくありません。
本講演会では,第三次循環型社会形成推進基本計画の検討にも深く関わられた環境経済学および資源工学分野の先生方と,我が国の循環ビジネスの最先端を走る企業,メーカの立場から資源戦略を構築している企業の方々を講演者としてお招きし,資源戦略の観点からLCAやライフサイクル思考への期待をお話いただきます。
主催 日本LCA学会
日時 平成25年12月17日(火) 13:30~17:30
場所 全日通霞ヶ関ビル 8階大会議室B
(東京都千代田区霞ヶ関3-3-3 TEL: 03-3581-2261)
定員 120名
参加費 日本LCA学会賛助会員 : 無料(資料代込み)
日本LCA学会正会員 : 無料(資料代込み)
日本LCA学会学生会員 : 無料(資料代込み)
非会員 一般 : 6,000円(資料代として)
非会員 学生 : 2,000円(資料代として)

【プログラム】

13:30-13:35
開会挨拶
13:35-14:00
(講演20分・質疑5分)
講演1: 第三次循環型社会形成推進基本計画からのLCAへの期待(仮)
環境省 リサイクル推進室 室長 庄子 真憲
14:00-14:45
(講演20分・質疑5分)
講演2: DOWAエコシステムの考える環境事業のサステナビリティについて
DOWAエコシステム(株)環境ソリューション室 室長 白鳥 寿一
14:45-15:30
(講演40分・質疑5分)
講演3: 資源制約下における自動車産業における企業戦略(仮)
日産自動車(株)企画・先行技術開発本部 主坦 伊井慎一郎
15:30-15:45
休憩
15:45-16:30
(講演40分・質疑5分)
講演4: 資源戦略と循環型社会(仮)
物質・材料研究機構 元素戦略材料センター 原田幸明
16:30-17:15
(講演40分・質疑5分)
講演5: コモンズ管理的視点からの資源循環制御(仮)
慶應義塾大学 経済学部 教授 細田衛士
17:15-17:25 総合討論
17:25-17:30 閉会挨拶

第4回「ものづくりの現場からLCAを考える見学会」実施のご案内

今回の見学会は、貸し切りバスで移動しながら、1日に3施設を見学します。
皆様、どうかこの機会をお見逃しなく、お誘い合わせの上、奮って御参加下さい。

【開催概要】

日時 平成25年10月23日(水) 8:00~18:00
見学先

午前:
①いすゞ自動車株式会社藤沢工場
藤沢工場はいすゞ自動車の日本国内における中核生産拠点として、東京ドーム約23個の敷地面積を有し、少量多品種(車種あたり1000を優に超える場合もあります)のトラックを効率的に生産している最先端の工場です。
自動車工場において塗装工程は、有機溶剤を扱うためVOC問題や、高温焼付け硬化のエネルギー消費、水を使用した浄化工程からの塗料かす等廃棄物や排水処理問題など、環境問題とのかかわりが非常に大きい工程です。 今回は特別に、2009年度日本塗装技術協会の第38回技術賞、自動車ボディ塗装に関する国際会議「SURCAR」で特別賞を受賞した、環境負荷対策も取り込んだ最新鋭の無人塗装工場の技術に関するプレゼンテーションを予定しています。

午後:川崎エコタウン
②廃プラスチックアンモニア原料化施設
廃プラスチックを先進的なガス化技術を用いてリサイクルし、アンモニア等化学原料を廃プラスチックから製造する施設を擁しています。

③難再生古紙リサイクル施設
資源循環型社会のモデルプロジェクト第1号、世界最先端の設備を擁した世界初のゼロエミッション製紙工場で、月産7000トンの回収紙を処理し、毎日110万個ものトイレットペーパーを生産する大規模工場です。

定員 26名
参加費
貸し切りバス利用 貸し切りバス未利用
日本LCA学会会員 4,000円 0円
LCA日本フォーラム会員 6,000円 2,000円
一般 9,000円 5,000円
  • 貸し切りバスは、東京駅⇒工場①⇒工場②⇒工場③⇒川崎駅⇒東京駅 の区間の移動に使用できますが、その利用区間、利用距離の長短にかかわらず、ご使用される場合には一律で「貸し切りバス利用」の参加費となります。
  • 昼食代別(1000円でご準備いたします。いすゞ自動車藤沢工場見学後、同工場の会議室にて食事を取る予定です)
  • 定員を超えた場合や、同業者はご参加いただけない場合がありますのでご了承ください。
  • 本参加費はバス代その他日本LCA学会の事務運営費用に当てられます。見学先様へ支払うものではありません。
  • 最小催行人数に達しない場合には予定を変更することがあります。
参加証 参加いただけます方には、10月15日までに参加証をお送りいたします。
集合 8:00 東京駅 丸ビル 正面玄関前(8:05出発予定) もしくは現地集合(※)
解散 18:00 東京駅丸の内口バス乗り場 もしくは現地解散、又は川崎駅下車(予定)

(※)

●いすゞ自動車株式会社藤沢工場
交通手段 小田急線「藤沢・江ノ島方面」/長後駅西口より
  • 徒歩 約22分
  • バス、神奈川中央交通バスの2番乗り場から用田車庫・海老名駅・綾瀬車庫 行きのいずれかに乗車「いすゞ前」 で下車。
集合場所 正門前
集合時刻:9時40分(日本LCA学会企画委員(河西)が点呼を取り、徒歩で会場までご案内します。)
集合時刻 9時40分(日本LCA学会企画委員(河西)が点呼を取り、徒歩で会場までご案内します。)
●川崎エコタウン 廃プラスチックアンモニア原料化施設(昭和電工株式会社 川崎事業所)
交通手段
  • JR川崎駅よりバス(約20分) 17番または18番出口、8番乗り場
    臨港バス「川22系統 三井埠頭」 扇町門 : JX日鉱日石エネルギー川崎事業所前下車、徒歩1分
  • JR鶴見線(約20分) JR鶴見駅より鶴見線「扇町」扇町門 : 扇町下車、徒歩1分
集合場所 正門前
集合時刻 13時45分(バス移動組と合流)
●川崎エコタウン 難再生古紙リサイクル施設(三栄レギュレーター株式会社 東京工場)
交通手段
  • JR川崎駅よりバス(約20分) 12番出口⇒20番乗り場 川10 水江町行き 25,26番出口⇒31番乗り場 川21 水江町行き 「水江町」 で下車、徒歩3分。
集合場所 正門前
集合時刻 15時15分(バス移動組と合流)

第16回日本LCA学会・LCA日本フォーラム共催 講演会

【開催概要】

テーマ 持続可能なスマート社会に向けたライフサイクル/システム思考
主催 日本LCA学会・LCA日本フォーラム
共催 土木学会 環境システム委員会
日時 平成25年9月27日(金) 13:30~17:30
場所 全日通霞ヶ関ビル 8階大会議室B(東京都千代田区霞ヶ関3-3-3 TEL: 03-3581-2261)
定員 120名
参加費 日本LCA学会賛助会員 : 無料(1団体2名まで)
日本LCA学会正会員 :2,000円(資料代として)
共催団体会員 :2,000円(資料代として)
*共催団体会員は、LCA日本フォーラムと土木学会の会員です。
日本LCA学会学生会員 :1,000円(資料代として)
非会員 一般 :6,000円(資料代として)
非会員 学生 :2,000円(資料代として)

社会の持続可能性の重要性が広く認識されている一方で、持続可能性という用語 の意味は曖昧であり、ステークホルダーによって持続可能性の概念は様々である と考えられます。LCAやシステム研究は、製品・サービスからエネルギーシステ ム、都市インフラ、事業活動など様々なスケールで評価・管理・設計に活用され てきましたが、それぞれのスケールでの持続可能性とはどのようなものであるか は十分に議論されていません。本講演会では、社会全体から地域/都市、産業/企 業など社会の中における様々なステークホルダーにとっての持続可能性を考えな がら、スマートで持続可能な社会を構築するためにライフサイクル/システム思 考は何ができ、今後何が求められるのかについて共有することを目指します。

【プログラム】

13:30 開会講演
13:40
講演1 持続可能な世界へのライフサイクル/システム思考
(独)製品評価技術基盤機構 理事長 安井 至
14:40
講演2  スマートな地域・都市のデザイン
(独)国立環境研究所 センター長  藤田 壮
15:20 休憩
15:35
講演3 企業/産業の持続可能性と環境・社会との関わり方
ダノンジャパン(株) 部長  大羽 哲郎
16:25
講演4 持続可能な発展を測るために
17:15 全体質疑
17:25 閉会の挨拶

第15回日本LCA学会・LCA日本フォーラム共催 講演会

【開催概要】

テーマ 環境マネジメントに関する国際規格、海外の動向
主催 日本LCA学会・LCA日本フォーラム
開催日時 平成25年3月15日(金) 13:00~17:00
開催場所 日経カンファレンスルーム(日経ビル6F)
参加費 会員 : 無料(LCA日本フォーラム/日本LCA学会)
非会員 : 5,000円(当日、受付にて支払)

【プログラム】

13:00
開会講演
産業環境管理協会 専務理事 黒岩  進
【国際規格の動向】
13:05
講演1 「ISO14046ウォーターフットプリント」
株式会社東芝 環境推進部 小林 由典
13:35
13:35講演2  「カーボンフットプリント」
日本電気(株) ITプラットフォームソリューション事業部  中原 良文
14:05
講演3  「SCOPE3/欧州環境フットプリント」
みずほ情報総研(株)環境エネルギー第2部  岩下 果林
14:35 質疑&応答/休憩
【工業会・産業界の動向】
14:50
講演4  「世界鉄鋼連盟の活動紹介」
日本鉄鋼連盟 新日鐵住金株式会社  小野  透
15:20
講演5  「IEC TC111(電気・電子製品のGHG)の紹介」
日本電機工業会 環境部   齋藤  潔
【JLCA 活動報告/データベースの動向】
15:50
報告1  インベントリーデータベース動向調査報告
産業環境管理協会LCA 事業推進センター 中野 勝行
16:05
報告2  米国国際会議参加報告
産業環境管理協会LCA 事業推進センター  神崎 昌之
16:20
報告3  欧州国際会議参加報告/LCAデータベースの国際動向
産業技術総合研究所 安全科学研究部門   田原 聖隆
16:45 質疑&応答