活動

2022年度 イベント情報

日本LCA学会講演会「2022年度削減貢献量評価に関するフォローアップセミナー」

【開催趣旨】

脱炭素社会に向けて、産業界及び自治体による製品、サービス、組織としてのバリューチェーンを通した温室効果ガス排出削減貢献量としての報告が多く見られるようになってきました。

日本LCA学会では、製品・サービスを対象とした「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」の初版を2015年に発行し、その改訂版となる第二版を2022 年3 月に公開しました。今年2月には「削減貢献量に関する講演会」を開催し、200名以上の方にご参加頂き、温室効果ガス排出削減貢献量の算定事例やその活用に関して議論を行いました。その際、削減貢献量評価やその活用に関して、より深い理解や活用についての議論に対する多大なご要望を頂きました。

本講演会では、本学会の中で削減貢献量評価に関する議論を行っている環境負荷削減貢献量評価研究会の活動や、製品および組織の評価のためのガイドラインについての解説を行います。また、削減貢献量評価への期待やその活用についての参加者の皆様との議論を行いつつ、脱炭素社会の実現に向けた削減貢献量評価の役割とその可能性について議論致します。

【開催概要】

主催 日本LCA学会 企画委員会
日時 2022年7月5日(火)9:00~11:40
方法 Zoom(オンライン開催)
参加費 日本LCA学会員 : 無料
日本LCA学会 非会員 : 5,000円

※資料はオンラインにて参加者および学会員限定で公開します

【プログラム】

9:00-9:05
開会挨拶
日本LCA学会 会長 本藤祐樹
9:05- 9:15
研究会の活動紹介
東京大学 醍醐 市朗氏
9:15-9:55
製品の環境負荷削減貢献量評価ガイドラインの紹介
(一社)サステナブル経営推進機構 鶴田 祥一郎氏
9:15-9:55
組織の環境負荷削減貢献量評価ガイドラインの紹介
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 内田 裕之氏
<10分休憩>
10:45-11:35 討論:削減貢献量の算定とその活用
11:35-11:40
閉会挨拶
日本LCA学会企画委員会委員長 正畠 宏一氏

※終了後に自由な意見交換の場を30分程度設ける予定です。

日本LCA 学会「削減貢献量に関する講演会」

【開催概要】

日時 2022年2月15日(火)13:00~16:35
主催 日本LCA 学会
共催 LCA 日本フォーラム
企画 日本LCA 学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会

【開催概要】

脱炭素社会に向けた動きが活発になっている中、産業界及び自治体による製品・サービスの温室効果ガス排出削減貢献量の算定はもちろんのこと、組織としてのバリューチェーンを通した温室効果ガス排出削減貢献量としての報告が多く見られるようになりました。

脱炭素社会に向けて、バリューチェーンを通した温室効果ガス排出削減効果及び削減貢献量を把握し、ステークホルダーへ取り組み報告することは、企業の環境配慮製品の開発及び環境経営に大きな役割を果たすと考えられます。

日本LCA 学会環境負荷削減貢献量評価手法研究会では、2015 年に製品・サービスを対象とした「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発行し、海外への貢献量評価を考慮した第二版を2022 年1 月に発行予定です。また、最近では企業が社会における温室効果ガス排出削減への貢献を示す指標として、企業の組織全体としての削減貢献量を算定・開示する事例が増えていることを鑑み、組織を対象とする「組織の温室 効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を作成しているところです。

本講演会では、削減貢献量評価への期待や、活用いただいている企業の取り組みについてご講演いただく他、作成中の製品及び組織の削減貢献量評価のガイドラインについても報告します。また、パネルディスカッションでは、我が国の脱炭素社会構築に向けての政策や企業活動等において期待される役割について、パネリストの方々と議論いたします。

【プログラム】

13:00-13:05
開会挨拶
日本LCA学会 会長 本藤祐樹
13:05-13:25
「グローバルバリューチェーンプラットフォーム等の政策と削減貢献量へのご期待に関するご講演」
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 脱炭素ビジネス推進室 室長 内藤冬美氏
「削減貢献量に関わる政策と削減貢献量へのご期待に関するご講演」
経済産業省 産業技術環境局 環境経済室 総括補佐 荒井次郎氏
13:25-13:45 基調講演
(仮題)「SBTiの動向と削減貢献量に対する期待と不安?」
一般社団法人 CDP Worldwide-Japan 高瀬香絵氏
13:45-14:05 基調講演
(仮題)「カーボンニュートラリティの国際動向14068と削減貢献量」
一般社団法人 日本LCA 推進機構 理事長 稲葉敦氏
14:05-14:35
製品を対象とした削減貢献量の算定事例
自動車部品工業会 棚橋昭氏
三菱電機株式会社 前田智佐子氏
14:35-15:05
組織を対象とした削減貢献量の算定事例
10分×3社(組織事例:LCA学会研究会)
アズビル株式会社 永山綾子氏
TDK株式会社 横山亮氏
パナソニック株式会社 佐々木秀樹氏
<10分休憩>
15:15-15:35 研究会ガイドラインの紹介
15:35-16:35 パネルディスカッション