研究会・学生交流ネットワーク

環境教育研究会

目的

長期にわたってCO2排出削減を促進するためには、将来、社会の中核となる中高生/高専の生徒・学生に対して、日頃利用している製品やサービスによるCO2排出をきちんと把握させることが必要である。そのためには、CO2による環境影響を地球規模で、しかも製品の使い方という自らのライフスタイルとの関係で総合的に考えさせるLCA“資源採掘から廃棄までライフサイクル”の視点での環境教育が有効である。しかし、LCAは手法がほぼ確立されたのもごく最近であり、メーカーや大学での研究を除いて一般にはあまり知られていない。そのため、LCAに関する学校向けの教材もその教育手法はほとんど開発されていない。そこで、本研究会では、(一般の消費者も含め)中高生に対してLCAの教育を行う人材への教材のあり方と教育方法、その人材が実際に現場で生徒達に教育するための教材と教育方法について、①現状を調査すると共に ②具体的な手法について検討する。

活動概要

  1. 研究会を2ヵ月に1回程度開催する。
  2. 類似の環境教育を実施している人を講師として招へいし、情報交換を行う。
    研究会参加者による教育事例を紹介する。
    その他の国内外での教育現状を調査し、上記結果と併せてまとめる。
  3. まとめた結果をLCA学会で発表する。

主査: 松本 真哉 (横浜国立大学)

お問い合わせ:E-mai general☆ilcaj.org(☆を@に変更して下さい)
TEL 045-228-7696

活動報告