公募企画セッションの概要
第18回日本LCA学会研究発表会では、以下の公募企画セッションが予定されています。奮ってご参加下さい。
● 未来戦略立案のための先制的LCA
サステイナブルな社会に急激に変化することが希求されている現在、新たな技術の開発と実装が待たれている。科学的根拠に基づいて技術開発のターゲットを選択したり、社会への実装戦略を立案するためには、それら複数の技術の導入による社会の変化を取り込んだ環境負荷の定量評価が求められる。しかしながら、従来のLCAは、入出力が既に決まっているプロセスをシステム境界内に置き、境界外は時間的に不変として評価してきた。また、開発中技術の実装時のインベントリを推定する手法も明らかではない。そこで、開発中あるいは開発前の技術に対して、当該技術や周辺技術が社会実装される将来における評価により先制的に開発する技術やシステムを選択することが望まれ、そのための評価の枠組みが求められる。本セッションでは、将来社会とそこに至るシナリオを想定した先制的LCAの実施に必要な評価の枠組みを議論する場を持ちたい。
>> セッション概要
● 材料代替効果定量のためのLCAの課題
● 未来戦略立案のための先制的LCA
(オーガナイザー:醍醐市朗(東京大学))
2023年3月10日(金) 10:40~12:00
サステイナブルな社会に急激に変化することが希求されている現在、新たな技術の開発と実装が待たれている。科学的根拠に基づいて技術開発のターゲットを選択したり、社会への実装戦略を立案するためには、それら複数の技術の導入による社会の変化を取り込んだ環境負荷の定量評価が求められる。しかしながら、従来のLCAは、入出力が既に決まっているプロセスをシステム境界内に置き、境界外は時間的に不変として評価してきた。また、開発中技術の実装時のインベントリを推定する手法も明らかではない。そこで、開発中あるいは開発前の技術に対して、当該技術や周辺技術が社会実装される将来における評価により先制的に開発する技術やシステムを選択することが望まれ、そのための評価の枠組みが求められる。本セッションでは、将来社会とそこに至るシナリオを想定した先制的LCAの実施に必要な評価の枠組みを議論する場を持ちたい。
>> セッション概要
● 材料代替効果定量のためのLCAの課題
(オーガナイザー:田原聖隆(産業技術総合研究所)、醍醐市朗(東京大学))
2023年3月10日(金)13:20~14:40
公募企画セッションの募集
- 公募企画セッションでは、構成、発表者の選定、当日の進行・会場運営はオーガナイザーに一任され、時間内であればどのような形式(発表時間、パネルディスカッションの実施など)で実施されても構いません。
また、公募企画セッションの概要は、研究発表会ウェブサイトに掲載されます。省庁や公的機関等の研究プロジェクトの成果報告会を兼ねた企画も歓迎します。ライフサイクル思考に関わる幅広い分野からのセッション企画をお寄せください。 - 公募企画セッションのオーガナイザーは、
2022年10月26日(水)2022年11月9日(水)までに、下記の項目を記して、実行委員会(meeting18@ml.ilcaj.org)までお申込みください。
- セッションタイトル
- セッションの趣旨・概要(200~400字程度)
- 発表予定件数、登壇予定者(氏名・所属・仮題目)
- オーガナイザーの連絡先(氏名・所属・メールアドレス)
<申請にあたっての注意事項>
- セッションの時間は80分です。開催には、参加費とは別に「公募企画セッション開催負担金(6万円)」をお支払いいただきます。負担金の支払方法・期限につきましては,オーガナイザーに別途通知いたします。負担金の支払が確認できない場合、原則としてその公募企画セッションの実施は認められません。また、負担金の返金はいかなる理由によっても行いません。
- オーガナイザーとして公募企画セッションを申請頂けるのは、当学会の会員(正会員・賛助会員・学生会員)です。セッションでの登壇は非会員も可能です。
- 公募企画セッションの申し込みは、オーガナイザーにつき1件とします。
- 公募企画セッションは、構成や当日の進行・運営をオーガナイザーに一任致します。時間内であればどのような形式(発表時間、パネルディスカッションの実施、事前に公開した論文・報告書やYouTube等にアップロードした動画に基づく討議など)で実施されても構いません。実施についてのご希望やご不明な点があれば、お申し込みの際に実行委員会までご相談ください(ご希望に添えるとは限りません)。
- 研究発表会は、Zoomを用いた開催を予定しております。公募企画セッションにおいては、基本機能としてチャット・画面の共有・ホワイトボードが利用可能です。その他の機能(ブレイクアウトルーム・投票など)の利用を検討している場合、お申込みの際に必ずその旨をご連絡ください。
- 研究発表会ウェブサイトに掲載するため、公募企画セッションの概要を記した文書をA4版でご用意いただきます(ページ数・書式は自由です)。
- 公募企画セッションにおける個々の報告の講演要旨の作成は任意です。詳細は採否決定後にご案内致します。
- 公募企画セッションでの報告は、学生優秀発表の表彰対象とはなりません。
- 企画内容等をもとに実行委員会が採否を決定し、オーガナイザーにご連絡いたします。採択された公募企画セッション名は、研究発表会ウェブサイトにてご案内致します。
- 公募企画セッションの登壇者・参加者は、全員参加登録が必要です。
- 公募企画セッションでの報告は、演題登録を行わないでください。
- ご要望につきましては、プログラム編成の都合上、ご希望に沿えない場合もございます。日時については、最終的には実行委員会の判断で決定させていただきますのでご了承ください。